【なぜ?】ドラゴンメイド・ハスキーが蘇生できない、破壊効果が発動しない理由について解説するよ!

こんにちは!遊戯王マスターデュエル好きVtuber鳳白亜です。

問題A「ドラゴンメイド・チェイムの変身効果やドラゴンメイドのお心づくしで墓地のドラゴンメイド・ハスキーを蘇生したいのになぜかできない・・・」

問題B「ハスキーの効果で相手モンスターを破壊したいのに、タイミングを逃していますとかで効果が発動せずに終わるんだけど・・・」

ドラゴンメイド・ハスキーに関して、こういった内容でお悩みではないでしょうか。

私もドラゴンメイドデッキを使い始めたころは、よくこういう場面に遭遇して困った記憶があります。

ではどうしてこんなことが起きてしまうのか、結論から言えば

問題Aの場合は、墓地のハスキーが蘇生制限を満たしていないからです。

そして問題Bの場合は、チェーン2以降で破壊効果を発動してしまっているからです。

それではいったいどういうことなのか、問題Aから順番に説明していきます。

※動画で確認したい方は以下を見てみてください。他にも様々な遊戯王お役立ち動画を投稿しているので、興味がある方は他の動画も見てみてください。

 

墓地のハスキーが蘇生制限を満たしていないから蘇生できない

墓地のハスキーが蘇生制限を満たしていないから蘇生できないことについてですが、まずは蘇生制限について簡単に説明します。

蘇生制限とは、正規の手順を踏まずに特殊召喚されたモンスターが墓地から蘇生できないことをいいます。

ちゃんと正規の手順を踏んで特殊召喚されたモンスターは蘇生制限が満たされたことになり、墓地からの特殊召喚が可能になります。

ドラゴンメイド・ハスキーの場合は、ドラゴンメイドのお召し替えを使って融合召喚した後に墓地へ落ちたのなら、正規の手順を踏んでいるのでチェイムやお心づくしでの特殊召喚が可能です。

しかし、ドラゴンメイド・シュトラールの効果で特殊召喚されたハスキーは融合召喚という正規の手順を踏んでいない扱いになるため、墓地に落ちた後もチェイムやお心づくしの効果でも蘇生できなくなる、というわけです。

 

チェーン2以降で破壊効果を発動してしまっているから発動できない

続いては、ハスキーのモンスター破壊効果がチェーン2以降で効果を発動してしまっているから発動できない問題についてです。

チェーンに関してはなかなか難しいルールではありますが、とりあえずは

ハスキーの破壊効果はチェーン1でしか発動しない、

ということを覚えておいてください。

例えば、ドラゴンメイドのお召し替えの効果でフィールド上のチェイムを手札に戻します。このタイミングで発動するハスキーの破壊効果はチェーン1になるので、正常に作動します。

 

では、チェーン2以降はどうしてだめなのかについて、具体例を交えて説明します。

例えば、チェイムを召喚すると召喚時の効果が発動します。(この効果はチェーン1となります。)

次に相手が灰流うららの効果を手札から発動してチェイムの効果を無効化しようとしてきたとします。(うららの効果はチェーン2となります。)

次にこちらがドラゴンメイドのお片付けをチェイムを対象に発動したとします。(お片付け効果はチェーン3になります。)

今の段階で3つチェーンがかかっており、処理の順番はお片付け→灰流うらら→チェイムの効果となります。

順番通りお片付けの効果が発動してチェイムが手札に戻り、ハスキーの破壊効果が発動できるようになるわけですが、

このタイミングで発動しても次の処理の順番となっているチェーン2のうららの効果が先に処理されるため、

「破壊することができる」という任意効果であるハスキーの効果は宙に浮く、といった感じでタイミングを逃してしまって発動しなくなるわけです。

たとえで説明してもちょっと難しい問題なので、

ひとまずは「○○の場合発動できる」といった任意効果はチェーン1で発動する

ということだけ覚えておくといいと思います。

 

今回の情報がお役に立てれば嬉しいです。

ここまで見てくれてありがとう!